2018年9月11日火曜日

【画像編集】ボケた写真をシャープにする 01

少しぼやけている写真をシャープにくっきりさせるやり方をご紹介します。

シャープにするには、
 ・シャープ
 ・アンシャープマスク
 ・ハイパスフィルタ
等がありますが、「アンシャープマスク」と「ハイパスフィルタ」を使ってみます。
シャープは、タップするだけでパラメータがないので割愛します😅

なお、記事の最後に、比較画像がまとめてあります📝


📌まずは、アンシャープマスクから。

「フィルタ」→「シャープ」→「アンシャープマスク」を選びます。
オリジナル
範囲 1 強さ 100
範囲 5 強さ 100
範囲 5 強さ 200
 ・範囲 … 基本レベルを決めます。
 ・強さ … レベルの適用度を決めます。
 📎 範囲が上がるほど、効果がキツくなります。


📌続いて、ハイパスフィルタですが、こちらは後半に「ブレンド機能」を使う方法となります。

1、レイヤーをコピーして、2枚の画像をリンクさせます。
(作業の途中で移動させないか、ブレンド前に「中央に移動」させれば必要ありません)

2、上のレイヤーを「色調補正」→「グレースケール」にします。
(1) コピーしてリンク
(2) 上をグレースケール
3、「フィルタ」→「ハイパス」を選びます。
ラインが残る程度にレベルを調整します。
ハイパスフィルタの設定
ハイパスフィルタ適用後
4、「特殊」から「下のレイヤーにブレンド」します。
ブレンドモードは、「スクリーン」を選びます。
モードはスクリーンを選択
 ・描画 … 適用度を変更します。
 📎 ハイパスの設定によっては「オーバーレイ」の場合もあります。


📌それでは、出来上がりを比較してみましょう😆

...元の写真の画質もあいまって分かりにくい...😅
右下はわざとですが、強すぎておかしな感じです。

200%に拡大してみます。

拡大してみると、差は一目瞭然(?)です。
範囲1では、ノイズもシャープにしていますが、ハイパスフィルタのほうは抑えられています。


📌結果📌
ハイパスフィルタ+ブレンドで綺麗にシャープをかけることができました。
ハイパスは、レベルを変えたり、カラーのままで行うと、また違って結果になりますので、色々試してみると良さそうです。
(カラーの場合、処理時間が長くなります)

とはいえ、要ブレンド機能で、好みも人それぞれなので、参考までに。


v1.64時点の執筆です。




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