ちょっとアプリとは関係ありませんが、「Hi-Bit」の提供する「光ギガ」の回線の勧誘が来ました。
勧誘員の印象が悪く、内容が理解できなかったので、調べてみました。
二人組みで、一人は新人さんで、こちらがまず対応。
とりあえず、「何かが統一して、NTTの光回線が安くなりました。」みたいな感じ。
話を聞いていると、「プロバイダが不要になります。」を推してきます。
てっきりNTTがプロバイダ込みのサービスを始めたのかと思ってしまうほどでした。
実際は、回線・プロバイダ共に、Hi-Bit管理になるので、プロバイダが不要ということです。
ちなみに話を聞いても意味が分からなかったので、後日ネットで調べて分かったことです。
まあ勧誘の話を聞いていると、ぼやかした言いかたばかりで、みなさん乗り換えているので契約しましょうかと言ってきます。
契約すると、Hi-Bitに乗り換えになりますが、このことについては一切触れてこないので、調べるまで分かりませんでした。
調べてみると、乗り換えに気がつかずに契約してしまい、解約したいというような人の声も見られました。
さて、料金を見ると、「光ギガファミリー53」で月額5,300円。
プロバイダー料金込みです。
内訳は、
・光回線使用料 5,200円 (NTTの場合 5,400円 ※プランによる)
・プロバイダ料金 1,312円
・新3年割 -800円
・おまとめ割 -412円
・勧誘に来たときのキャンペーンで、3年間のみ -200円
キャンペーン適用だと5,200円になります。
値段だけみると安いですね。
メールはありませんが、プロバイダのメアドは要らないのでかまいません。
あと、セキュリティサービス込みですが、こちらも要りません。
個人的には、よく分かっていない人へのアピールだけの文面に思えます。
新3年割は、見て分かるように3年縛り。
3年後も、自動更新で、3年縛りになります。
おまとめ割は、勧誘員に聞いたところ、
「気になりますかね?」と言うだけで、分からない様子。
ですが、知っているけど隠したいのかと疑ってしまいました。
ちなみにHPに見ると、上の表がありました。
Hi-bit提供プロバイダ「Toppa」と光回線とまとめるのでおまとめ割ということかな?
勧誘員がプロバイダが不要というばかりで「Toppa」になると言わなかったのは…??
それでも表でもプロバイダ料金の項目があるんだから、不要ではないのにな。
契約したら、Toppaなのかも知れませんが、契約しないので分かりません。
さて、注意書きを呼んで見ましょう。(クリックで拡大します)
※2「光ギガファミリー53」は契約成立日から36ヵ月間継続してご利用いただくものとします。
これに反し、36ヵ月未満で「光ギガ」を解約する場合、当社はお客様に対し、契約解除料9,975円(不課税)を請求させていただきます。
※「光ギガファミリー53」はお客様から更新しない旨の申し出をいただかない限り同一条件で36ヵ月間更新いたします。
※更新時以外での解約の場合、契約解除料9,975円(不課税)が発生いたします。
まあよくある注意書きですが、3年に1ヵ月間来るタイミングで解約しないと9,975円ということです。
2年縛りが多い中、3年間です。
もう1つ見るべき部分もありました。
切替費用のお支払いは分割払い(650円×36回)となります。
光ギガの月額利用料の総額から月々割として650円を最大36ヵ月間割引いたします。
分割払いの途中で光ギガを解約された場合、切替費用の残額をお支払いいただきます。
通信速度が実際どれほど出るかも分からない状況で、
3年間使わないと多額の出費になるのはさすがにリスクが大きいと感じました。
Toppaをググッてみると評判が悪いようですね。
さすが隠したいだけありますね。
速度はともかく、とにかく安く光回線を使いたい人向けでしたw
ちなみに総務省からの指導を受けていました。
平成27年2月27日
光アクセス回線サービスの卸売を受けて提供するサービスへの転用に係る販売勧誘方法についての株式会社Hi-Bitに対する指導
読んでみましたが、改善されていないように感じましたがw
まとめると・・・
・ 契約はずっと3年縛り
3年毎に来る1ヵ月間の間でしか無料で解約できない。
・ 途中で解約すると9,975円 + (最初の3年以内の場合、最大650円×36ヶ月分)
(解約時にかかる金額例)
1ヶ月で解約の時 32,725円 (9,975円+650円×35ヶ月)
1年で解約の時 25,575円 (9,975円+650円×24ヶ月)
3年目以降の時 9,975円
・ Toppaの電話はフリーダイヤルではない
・ 500円プロバイダと比べると、912円お得。
・ でもフレッツは、2~3年縛りの割り引き使えば、-1,100円。
(ただし、途中解約はかなり高額です)
・ 品質は分からないので調べたほうがいい。
※全て、執筆時(2015年5月19日)の情報です。
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追記 2016/2/20
2度目の行政指導もありましたね。
具体的な例も載っていました。
平成27年12月4日
光アクセス回線サービスの卸売を受けて提供するサービスに係る販売勧誘方法についての「株式会社Hi-Bit」に対する行政指導(警告)
さらにこれを受けて、NTT西日本・NTT東日本ともに、Hi-Bitに対し新規販売停止をしたみたいです。
NTT西日本
NTT東日本
設備投資しなくなって、既存の契約者へのサービスが悪くなっていくような気がするのですが、実際のところどうなっていくのでしょうか?